かちかち山

狸は婆さんを殴り殺して婆汁を作り爺さんに食べさせる。そんなこわーい話です。
作品 爺さんに狸を持たせ台を傾けると爺さんは走り端まで行くと狸を後ろに投げ飛ばします。
爺さんの怒りを表現した作品です。
投げ飛ばす動力はスプリングを使用。

屁っこき嫁

とても屁っこきな嫁は姑に家を追い出され実家に帰る途中、梨を取ろうとしていた人たちに出会い、その屁の力で梨をバタバタ落してあげました。

作品 嫁さんのお尻に左手を当てて右側の梨の実を押し込むとブーっと音がします。空気の圧で音が出ます。

せいじょ(越後の昔話)

ある晩、山から自分を呼ぶ声がする。せいじょはその声に引き込まれるように山へ。数年後に帰って来たが姿は変わり果て、山に戻る足跡はまるで鬼の足跡だった。

作品 大きな足に乗って歩くと雪を踏みしめる音がします。ギシッギシッと音がします。雪を踏みしめる音はスプリングをこすり合わせて発します。

犬と猫(越後の昔話)

宝物を取り返そうと力を合わせた犬と猫。どうにか宝物を取り返した帰り道、川に跳ねる魚を捕ろうとした猫は宝物を川に落としてしまった!犬と猫の仲が悪い理由です。

作品 猫の背中に魚をセットします。
猫のしっぽを引くと魚が飛び跳ねるので猫の手(網)でキャッチしましょう。
跳ねる力はゴムバンドを使用。

えんこうの傷薬(土佐の昔話)

土佐ではかっぱをえんこうと云う。いたずらをしたえんこうが腕を切られたが、すぐに薬草で手を継いでくるのです。
そんな不思議な傷薬を操るえんこうのお話。

作品 えんこうの身体を下から弾くと上にある腕にカチッとくっつきます。
磁石を使用。

夢買い長者

居眠りから覚めた商人が今見た夢を話しました。夢の話を聞いた他の商人がその夢を売ってくれと云いました。
そして、その夢のとおり生きて大金持ちになるのです。

作品 男の持つコップにサイコロを入れましょう。ヒモを引くと男はコップ塞ぎサイコロを振ります。さぁ丁か半か!
動きは重力だけで連動します。

三枚のお札

山になれ!火になれ!水になれ!和尚からもらった
三枚のお札で小僧は鬼婆から逃げることが出来たのです。

作品 鬼婆の腕をぐるぐる回すと少しずつ小僧が鬼婆に引き込まれ、ついには鬼婆の身体に触れたとたんにバタバタと逃げて行きます。
一連の動力はすべておもりを使った重力です。

弥三郎婆さ(越後の昔話)

「ほうら、ほっけの晩は鬼婆さが来るぞ、早う寝んや」ひもじく痩せこけた子どもの顔に頬をすり寄せて悲しむ姿は、まるで我が子を食べているように見えた。

作品 鬼婆が上のレールを飛ぶように動きます。
子どもは下のレールを転がり逃げます。鬼婆になって上手に子どもを捕まえましょう。
磁石で転がる子どもを捕らえます。

かっぱと村人(三郷の昔話)

突然おおきな網がでんきちを覆って取り押さえられた。村人は驚いた。かっぱじゃないか!「さぁ謝れ」村人は云うがでんきちは謝ることを知らなかった。

作品 なすときゅうりのハンドルを操ってでんきちに謝るポーズをさせましょう。
かぼちゃの形のおもりで動作します。

作蔵とうなぎ(三郷の昔話)

市場で皆旨そうにうなぎを食っていた。作蔵は大声で「うなぎを食うと虚空蔵さまのバチがあたるでー!」と叫んだ。何を言うか「ばちなんかあたらんし、元気が出るわ」作蔵は大笑いされてしもうた。

作品 丸いうなぎを台に置くと転がります。良いタイミングでハンドルを押せば、うなぎはジャンプして作蔵の口に入ります。重力を使った連動した動きです。

うさぎとかめ

ぶんぶく茶釜

鳥呑み爺さん

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